情報メディア学会: Japanese Society for Information and Media Studies
更新日[2012.12.21]

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第14回研究会

 2012年(平成24年)11月24日(土)、東邦大学大森キャンパスにおいて、合計で26名(正会員24名,学生会員2名)の参加の下に第14回研究会を開催しました。

 当日の参加者に配布した発表要旨「第14回研究会発表資料」には若干の残部がありますので、希望される方は事務局にお申し込み下さい。発送時に請求書(500円+送料80円)を同封します。

■研究会開催概要

日時:2012年(平成24年)11月24日(土) 13:00〜15:05

会場:東邦大学 大森キャンパス 医学部3号館 地下1階 第4講堂

           【 会員による一般発表 】

  1. Allan Variance-like Plot for DNA Sequence Data
     天野 晃(理化学研究所)

  2. 電子ペーパー技術を使った電子書籍端末はなぜ普及しないのか:電子ペーパーは、電子書籍端末が普及するための決定的要素ではなかったのでないか
     筑瀬 重喜(朝日新聞大阪本社編集局「声」編集記者/前関西大学総合情報学部特任教授)

  3. 内閣情報局の実態とその情報概念との関係
     若杉 亮平(愛知淑徳大学文学研究科図書館情報学コース研究生)

  4. 中国社会における災害対応にかかる諸事業に関する情報コミュニケ―ションについての歴史的検討
     孟 冬(桃山学院大学大学院経営学研究科博士後期課程)

■メディアセンター・ツアー開催概要

プログラム終了後、オプショナルツアーとして「額田記念東邦大学資料室」「東邦大学メディアセンター」「東邦大学医療センター大森病院からだのとしょしつ」の見学を行いました。

「額田記念東邦大学資料室」では、東邦大学の前身である「帝国女子医学専門学校」時代の資料をはじめとして、草創期から現在に至るまでの歴史的な資料が数多く展示されていました(http://www.archives.toho-u.ac.jp/)。多くの歴史的価値のある資料を通して、医学分野の発達過程を知ることができるような工夫がなされています。

「東邦大学メディアセンター」では、医学関係の資料を中心としたコレクションが並ぶ様子を見ることができました(http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/)。バーコードを利用した電動書架装置など、最新の図書館機器が実用化されている事例も目の当たりにしました。

「東邦大学医療センター大森病院からだのとしょしつ」では、患者図書室の実際の様子を見ることができました(http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/karada/)。病院内に設置された図書室ということもあり、書架は病気名ごとに細分化され、製薬会社などのパンフレット類も充実していました。

オプショナルツアーを通じて、医学分野に関する近代の歴史から現在の医学情報流通のあり方まで、さまざまな点から勉強になったツアーとなりました。